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「ハイチPKOについて」 1日、一川保夫防衛大臣は、自衛隊に対して、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への、陸上自衛隊施設部隊の派遣準備を指示した。 南スーダンPKOに陸自部隊を派遣することは反対である、と以前述べた。陸自には派遣を拒否して欲しいが、そうもいかないだろう。派遣期間は5年の長きに亙るとも伝えられている。いまはただ、派遣部隊の無事を祈るのみである。 今日は、南スーダンではなく、ハイチPKOについて述べたいと思う。 2010年1月12日にハイチ共和国で大地震発生した。この震災の復興・復旧のために、国連安全保障理事会は、国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)の増員を決定し、各国に部隊派遣を要請した。それに応える形で、日本政府は、自衛隊部隊の派遣を決定し、「ハイチ派遣国際救援隊」を編成した。 2月8日に、中央即応連隊を中心とした第1次隊が現地に到着し、以来今日まで派遣が継続されている。現在は、第9施設群を中心とした第5次隊、約320名が活動している。 派遣部隊の最近の主な活動は、ポルトープランス市内タバン地区にある、WFP(世界食糧計画)の倉庫建設用地の造成(8月1日〜9月21日)。ポルトープランス市内の道路改善作業(9月19日〜23日)などである。なお、警備はヨルダン軍が行ったそうだ。自衛隊の部隊は、未だにPKOでの警備任務を自前で行うことを認められていない情けない状態が続いている。 この程度の活動なら、なにも陸上自衛隊が行は無くてもよい。ハイチの治安はそれほど悪くないと聞くから(悪かったら自衛隊は行っていない)、日本政府がお金を出して、民間の建設業者に任せれば良いだろう。これくらいの作業なら、できる業者はハイチ国内にもあるだろうし、もし無ければ、隣国のドミニカや米国に作業を請け負いたい業者はたくさんあるはずだ。警備も民間の警備業者にやらせれば良い。 地震発生間も無い頃の、治安が乱れ、瓦礫が散乱している状況ならば、陸自が行って活動を行う意味もあるだろうが、発災から間もなく2年が経とうとしているこの時期まで、陸自が活動する意味は無いと思う。まして、南スーダンへの部隊派遣が本決まりとなり、人員の遣り繰りに四苦八苦することは目に見えている。5次隊で活動を終了して、今年中に派遣部隊を帰国させるべきだと思う。 |
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