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zoom RSS 「日本ファーストの会」の行方

<<   作成日時 : 2017/08/09 21:17   >>

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「『日本ファーストの会』の行方」

 若狭勝衆院議員は7日、政治団体「日本ファーストの会」を7月に設立したことを明らかにした。小池百合子都知事が事実上率いる「都民ファーストの会」の国政進出への布石とみられている。
 これに関して9日付産経新聞は次のように解説している。
 [小池氏 国政へ足場固め着々
 東京との小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」を軸にした都議会運営がスタートした。小池氏は都政の課題解決への決意を示したが、側近の若狭勝衆院議員が7日に政治団体「日本ファーストの会」設立を発表したことは、小池氏や「都民」の国政進出をにらんだ布石ともみられる。衆院解散を念頭に小池氏が描く次なる戦略を探った。
 「国政は若狭氏にお任せしている。大いに活躍されることを願っている」。小池氏は若狭氏にこうエールを送る一方、自身の国政進出には「都政しか考えていない」と否定を続けた。
 「都民」の関係者は「今後、国政に打って出るかどうかは未知数」と語るが、小池氏は先月一度だけ周囲を色めかせたことがある。
 「都民ファーストならぬ国民ファーストをベースに考える」。都議選の投開票翌日となる7月3日、小池氏はこう発言した。若狭氏のほか、長島昭久衆院議員が「都民」候補の応援に入り、渡辺善美、松沢成文両参院議員らによる新党結成の動きもあったからだ。
 24年前の都議選で20議席を占めた日本新党が直後の衆院選で35議席を獲得、当時の細川護熙代表が非自民連立政権の首相になった。「小池氏は細川氏の一連の動きを間近で見ている。『原点は日本新党』と公言するだけにタイミングを見計らっているのではないか」と都選出の自民の衆院議員の一人は警戒を強める。
 若狭氏と「改革の志を共有している」とする小池氏の真意は見えないままだが、足場固めは着々と進んでいるようにもみえる。
 一例だが「都民」都議の取材対応だ。所属議員の自由な受け答えを禁止し、窓口を党本部に一本化した。新人が多く、失言や不用意な発言を防ぐためとみられる。同時に新党運営の難しさを熟知する小池氏の思惑も見え隠れする。
 また、主宰する「希望の塾」の塾生を2年後の統一地方選挙に擁立することで基盤を強固にする狙いがある。中には国政選挙に意欲を示している人も多く、「次に向けて支持率を維持するため細心の注意を払っているようにみえる」と指摘する関係者もいる。]
画像

 「国民ファースト」ではなく、「日本ファースト」になった理由は、別人が既に「国民ファーストの会」という名称の政治団体を届け出ているので、混乱を避けるためだそうだが、「日本ファースト」という名称はドナルド・トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」を連想させ、有権者に必ずしも良い印象を持たれない恐れがあると思う。

 それはともかく、小池氏が国政進出するか否か、「小池氏の真意は見えないままだ」と記事にあるが、動くに動けないとうのが真相だろう。東京オリンピックを控えて、ここで都知事の椅子を投げ出して、次期衆院選に出馬するわけにいかないからだ。
 推測するに、小池氏は橋下徹氏が日本維新の会の共同代表に石原慎太郎氏を迎えたように、全国的に知名度のある人物を「日本ファーストの会」の共同代表に据えることを模索しているのではないだろうか。それが民進党に離党届を提出した細野豪志氏になるのか、はたまた別の人物になるのかは分からないが、そういう方法しか「日本ファーストの会」が全国展開する方策はないように思う。

 ただ、記事にある通り小池氏が「新党運営の難しさを熟知」しているとするなら、ここで国政に打って出ても全国的な支持を集めるのは困難だ、と考えているかもしれない。
 平成24年12月に行われた衆院選で、国政選挙初進出の日本維新の会が54議席を獲得した事例から推測すると、議席数が多い東京都を地盤とする「日本ファーストの会」の場合はもう少し獲るかもしれないが、よくても100議席を超えることはないだろう。
 一方、「日本ファーストの会」が衆院選に出れば、自民党だけでなく民進党も票を食われるのは間違いないから、民進党は議席を減らすに違いない。50議席程度しか獲得できないのではないだろうか。共産党などその他の野党は合わせて40議席程度だろう。ということは、野党は合計で190議席程度にしかならず、与党が絶対安定多数を獲得する計算になる。
 万が一、「日本ファーストの会」が大勝し、与党を過半数割れに追い込み、非自公連立政権が誕生したとしても、小池氏が首相になることはない。ここが細川護熙氏の場合と違うところで、小池氏の悩み所ではないかと推察する。

 また、「日本ファーストの会」の憲法改正に対する態度も非常に気になるところだ。小池氏が改憲論者であることは間違いないが、国政に進出する際に「日本ファーストの会」は改憲についてどのような立場を打ち出すのだろうか。
 恐らくは、「日本ファーストの会」に参加し、中核メンバーになるとみられる、長島昭久、渡辺善美、松沢成文、そして細野豪志の各氏も改憲論者であることから、党の方針としてもGHQ憲法改正反対を打ち出すことはないと思われる。
 となると、もしも「日本ファーストの会」が衆院選で大躍進したら、実態は護憲政党である公明党を除いても、自民、日本ファ、維新の改憲3党で衆院定数の3分の2以上の議席を獲得する可能性が高い。
 安倍晋三首相は、今衆院選を行なえば、与党で過半数は確保できても改憲発議が可能な3分の2の議席を割り込むことは確実なので、解散総選挙をやりたくてもできないでいるとの見方が一部にあるが、上記3党で3分の2以上の議席獲得の可能性が高いとなれば、解散を躊躇う理由がなくなるかもしれない。

 一方、民進党議員は「日本ファーストの会」設立に浮き足立っているという。8日付産経新聞によると、「ただでさえ、危機感を募らせる民進党内は都議選での都民ファースト圧勝に動揺が広がっている。比例復活当選者が大半を占める松野頼久元官房副長官グループの7月の会合でも『行き場があれば都民ファーストでやりたい』との発言が相次いだ」という。代表選が終われば、民進党は“馬糞の川流れ”となるかもしれない。

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内 容 ニックネーム/日時
いや、人気取り否定した方が逆に活路ありそうです。

「国民ファースト」人気取りっぽい

「ニホンファースト」なんかトランプっぽくて不人気な
ウヨクっぽい。

ウヨクの汚名を着て、やることはニホンの国益にかなった実直な保守とすれば良いでしょう。
正義常識を標榜するマスゴミ既存勢力を実は
非常識な現実離れした人気取り宣伝
へ追い込めば良いのです。
トランプちっくだとも、橋下ちっくだとも言える。

ほぼ、

維新
無形のあべ派
ニホンファースト

政策的には、実はほぼいっしょで、
自民党がひとつの党である以上にまとまるでしょう。

改憲
GDP2の防衛力強化
海洋連合戦略

ほとんどいっしょです。重要な点では。
共産党と民主党
公明党と自民党
が選挙投票テクニックで野合するより連携する必然性があるので、院政だとしてもあべさん軸にまとめれば
目的は達成できるでしょう。
目的が個人的栄華やカネ儲けでは無いところも強みです。
だいたい、ほんとに国民人気ある路線は押さえてます。
不人気宣伝やることが、最終的に主導権を選挙で取れるでしょう。
東京創価学会だけはこっちに付いてる
案外に東京共産党の一部は政策一部は提携できる

そんな感じで良いでしょう。
田舎者向けのテレビ宣伝偽善は、もうたくさんです。
単なる貴族気どりの田舎地主のカネ儲けです。
あと田舎者向けテレビのカネ儲けね。
新保守
2017/08/10 05:51

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