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zoom RSS 海自も他人事ではない?

<<   作成日時 : 2017/11/08 21:05   >>

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「海自も他人事ではない?」

 神戸市中央区の川崎重工業神戸工場で6日、海上自衛隊の潜水艦「しょうりゅう」の命名・進水式が行われた。
 式典には、福田達夫防衛政務官など防衛省・海自及び工場関係者ら約360人が参列。福田政務官が船体を繋げていた支綱を切ると、「軍艦マーチ」に乗せて「しょうりゅう」はゆっくりと海に滑り出した。
 物事を高所から判断して素早く行動するという意味を込め、「しょうりゅう」(翔龍)と名付けられたというは同艦は、「そうりゅう」級の10番艦。艤装工事や試験航海などを経て2019年3月に就役予定。
 川崎重工では「そうりゅう」級をもう1隻建造中。次に進水する艦からは、従来の鉛蓄電池に替えリチウムイオン電池が搭載される。
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 ところで、7日付産経新聞電子版掲載の【岡田敏彦の軍事ワールド】に、ドイツ海軍潜水艦についてちょっと驚くようなことが書かれていた。
 [韓国潜水艦に忍び寄る影・・・ドイツ「大西洋の狼」の“開店休業”に見える儚い夢
 ドイツ海軍の潜水艦(Uボート)6隻全てが運用不能になっていたことがこのほど明らかになった。背景にあるのは予算不足による予備部品の不足。ほぼ同型の潜水艦を使っている韓国海軍の潜水艦はより大規模に欠陥や故障が多発しており、解決策は見えていない。 (岡田敏彦)

 ■最後の1隻が・・・
 軍事専門サイト「ディフェンス・ニュース」などによると、ドイツ海軍のU‐35潜水艦が10月15日、ノルウェー沖を航行中に潜行しようとしたところ、後部のX字型の操舵翼の1枚が故障し、修理のため造船所戻りを余儀なくされた。
 U‐35はスウェーデン南東部とデンマークの間にあるスカゲラク海峡での演習に参加する予定だった。
 問題はこのU‐35が、ドイツ海軍で唯一まともに動けた潜水艦だったことだ。
 残る5隻の状況は、U‐31はドックで定期検査修理中。U‐33とU‐36は来春までの予定で修理中で、U‐32とU‐34は故障し整備が必要なものの、入れるドックがなく、ドックの空き待ちという状態だ。ただ1隻、稼動状態で残っていたU‐35が故障したことで、ドイツ潜水艦は“沈黙”するはめに。
 ディフェンス・ニュースによると、ドイツ海軍のスポークスマンのヨハネス・ダムレセ氏は「予算削減の圧力でスペアパーツの調達に問題がある」と指摘。「冷戦中はそうした予備部品の確保を重視していたのだが」と述べているという。 (後略)]
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 ドイツ人は何事もきちんとしているという印象があるので、予備部品の不足で潜水艦が修理できないでいるというのは信じられない。しかも、予備部品不足に陥った原因が予算不足にあるというのだからなおさら信じ難い。
 ドイツ経済は好調で、ドイツ政府は先進国の中でも最も財政に余裕があるのではないのか。それなのに海軍が必要とする予算が確保できないというのはどういうことだ。

 一方、ドイツ海軍が陥っている苦境は、海上自衛隊にとっても他人事ではないはずだ。海自の後方体制の現状については、あまり情報が出てこないが、陸上自衛隊や航空自衛隊の後方体制の深刻な状態については、元最高幹部が専門誌等で明らかにしている。そこから類推すると、海自の後方も決して磐石ではないだろう。ドイツ海軍のように予備部品の不足などに悩んでいるとしても驚かない。
 潜水艦や護衛艦の数を増やすことも重要だが、正面装備ばかりに予算を費やして後方部門に回すカネが乏しくなれば、いずれ潜水艦や護衛艦は動かなくなるだろう。

 因みに、ドイツ海軍の6隻の潜水艦は全て「212A」型。一番古いU‐31(S‐181)でも2005年10月就役だから6隻とも比較的新しい艦だ。
 諸元は、水上排水量1473トン、水中排水量1859トン、全長55.9m(U‐35、36は57.1m)、幅7m、吃水6m、主機ディーゼル・エレクトリック/AIP(発電機1基/燃料電池/電動機1基)、1軸、出力3875馬力、水中速力20ノット(AIPによる最大速力8ノット)、水上速力12ノット、兵装533mm魚雷発射管6門(魚雷12本)、乗員27名。(諸元は「世界の艦船 平成29年4月号増刊 『世界の海軍 2017‐2018』」から)

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コメント(6件)

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驚くべき現実ですね。
たった6隻の正面艦がすべて動かないとは!

海自潜水艦は実際動いてる様子なのでだいぶマシだと思いますが、主の言うように予断はまったく許しませんし、その動いてる稼働率も怪しい可能性もありますし、
この件はいくら強調しても強調しすぎは無いでしょう。
既に冷戦崩壊前にダニガンは、これを集中的に指摘していました。

スペックを落としても、実稼働実戦力を確保する、
正面の数を減らし後方兵站を厚くしてでも実戦力を確保する必要があります。

敵はほとんど動きませんから、それで楽勝できます。

逆に言えば、敵に諸葛孔明のような軍師が出ると、
一気、ローテク中心のミックスで圧倒逆転される可能性もあります。

実際、フィンランドがソ連に勝ってるのですから。
それはたいへんな現実です。
ニホンだって、相手によっては滅亡しても不思議は無いです。
驚くべき現実
2017/11/08 22:59
ハイバーミックス、動力複雑混合=非大気推進複合をやめたのは、
実は、この件、ハイテク地獄もからまってるでしょう。

良いことです。

日本の潜水艦が世界一なのは、単純に稼働率が半分くらいの意味が出て来ました。
スペックで言えば独製もいい勝負だったのだから、
なるほど、圧倒的に通常潜ならニホンが世界一です。
独潜があまりにも張り子の虎、と言うことです。

おそるべき、ハイテク地獄。

毎回、実は、砲撃戦やって韓国は北朝鮮に負けてます。
最新の自走砲が逃げまどってます。

旧式も良い、って面も本当に出てきそうです。

俺が言ってる、陸自重迫最強、ネタでも誇張でも
俺がシロートなわけでもありません。

99式自走砲が少数ミックスする以外、
たいていの砲兵より効率は出てしまっているのです。
劣化したわけでも弱くなったわけでもありません。
シンプルイズベスト、
オスプレイ、チヌークの第一の任務は重迫の砲弾を運ぶことです。
これも100%マジで言ってます。
プロ、チヌークパイロットに聞いても、
当然そういうことだ
との答えが返って来ると思います。
シンプル化
2017/11/08 23:06
歴史において、独陸軍は、

いったいどれだけの砲が米軍にはあるのか?

砲の間接誘導とまとめあげ、割り振り、補給、

その意味で圧倒的な差があり、それが敗因の第一です。

アンフェア、不公平な戦いであり、勝ちようが無い、
ヤーボよりもそっちだったわけです。
10倍くらい砲力あるような実感があった、
どうにもなんねー
くらいな感じだったと思います。

重迫でそのレベルが出てしまっている、
へたすると重迫で対砲撃戦まで出来そうです。
射程を超えて、既に、メリットが莫大であり、
優勢は取ってます。
なので重迫転換なのです。

今どき、軽兵站、軽整備、軽補給、軽量、軽コスト
そっち方向でここまで劇的改良なのは見たこと無いです。

同様のことが全般に必要で
それが出来た軍が敵を圧倒するでしょう。

軽歩兵で機甲師団を毎日一個撃破するでしょう。
実際にイラク戦争で起きたことです。
ウソではありません。

なので、MCVx1中隊で中共戦車連隊くらい撃破しますし、
そもそも連隊は前面まで来れません、
来れないように戦うのです。ウソでは無いです。

正直、敵に陸自MCVx1中隊ある方が戦車連隊x3個より俺はいやです。代替えは中共戦車では利きません。
独軍のゆううつ
2017/11/08 23:20

たいへんな事態で、
ソ連帝国はハイテク地獄で滅亡したのです。
ポーランドに抵抗運動が起こった時、
ハイテク地獄で、動員展開する目途が立たなかったのです。
金銭と言うより、物理的に限界だったのです。
おそろしいことです。
独は1個軍団、潜水艦6隻しかありません。
しかも動かない。
軍団も論争するのがいやだっただけで、
果たして日本軽歩兵に勝てるのか?
東アジアの稠密地形ならニホン軽歩兵が圧倒できるでしょうが、
せめて欧州の平原なら独機甲軍団が勝つと
信じてみたいものです。

ただ、騎士が消滅したように、
武士が消滅したように、
まあ、今回の軍事革命はさらに強烈な可能性はあります。
ハイテク地獄の現実
2017/11/08 23:21
中東戦争の戦車戦でもっとも活躍した戦車は
イスラエルのスーパーシャーマン
WW2の旧式シャーマン戦車に105mm砲載せて、
現代型の射撃観測管制装置取り付けたものです。

砂漠の戦車戦なのに、薄装甲も車体高も、もろともせずにそういうことになりました。
イスラエルの現代型センチュリオン戦車より
明らかにスーパーシャーマンのが活躍しました。

まあ、それが軍事の実際であって。

さらにハイテク地獄で、とんでもないことになります。
10式戦車もなかなか悪く無く、使う場所とお膳立て次第では活躍できるかもしれませんが、
本当の切り札はMCVです。
重迫、中多、軽MAT、PF3、カールグスタフ、迫、
陸自軽歩兵、チヌーク、オスプレイ、高機動車、
組み合わせもとても良いです。
逆にすごく強く見えます。
台湾で戦うなら、機動連隊x1が中共機甲師団x3くらいの価値が本当はあるかもしれません。
中共機甲師団は兵站負担輸送負担も莫大です。
3師団投入できるなら、30個連隊くらい投入できそうです。
タコ殴りでしょうね。
本当はそこまで敵は行きません。
漂着した敵を容赦無く狩りだすことになります。
元寇の再現です。
台風なんか元から必要無かったのです。
あったから餓島の地獄は軽減されたのでしょう。
せめて早めに死ねました。
狩りだしたのは台風ではありません。
中東戦争
2017/11/08 23:33
たいへんな新兵器である可能性が出て来ました。

むしろ、遭遇戦、切り込み攻撃もできると言う。
MCVの場合は、損害回避のカバーされた射点を移動しながら直接支援射撃をするわけで、
近接戦闘車
ってネーミングはそういう意味だったのか。
切り込みで空中戦で敵撃破です。

出て来てから解説します。
近接戦闘車
2017/11/08 23:41

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